2012年10月12日金曜日

試験あけの部活動

  本日、中間試験が終わり、昼過ぎの体育館では、生徒たちが早速練習している。試験あけでもあり、顧問の教員から見ると体の動きは少し鈍いようであるが、表情は明るく皆元気一杯である。



  2階の作法室では、10数名の茶道部員が、一人ずつ、文化部活動指導者の濱口さんからお点前の指導を受けており、一つひとつの所作にも心地良い緊張感が漂っている。
 

  今月末に行われる県高校総合文化祭の呈茶会に向け、顧問や指導者も熱が入っており、部員たちも真剣そのものである。

  この土日は、生徒も教職員も休む間もなく、英語検定や模擬試験が行われる。
 「今の時間を大切に、あたりまえの日常を、毎日精一杯に」

2012年10月10日水曜日

夢の実現に向け

  中間テスト2日目の今日、3限目終了後、ほとんどの生徒は帰宅しているが、中には電車やバスの時間の関係もあり校内に残って勉強している生徒もいる。職員室や進路指導室前では明日のテストに備え、教員に熱心に質問している生徒も見かける。

  4日間のテスト終えると、2年生は沖縄への修学旅行が待っており、オーストラリア語学研修の申込み締切も来週に迫っている。


  先週開いた豪州語学研修の説明会には、数十名の生徒が参加した。本年度で3回目となり、本校の特色ある教育活動として、すっかり定着してきた感がある。
 
 今、必死に勉強している生徒たちに伝えたい。
 「でっかい夢を持ち、チャレンジ精神を養い、そして日々努力を続けよう」

 

  

2012年10月5日金曜日

大きすぎる気温変化

  朝夕はめっきり涼しくなり、スーツ姿の制服で登校する生徒が増えてきた。制服をきちんと着こなすことが、最近増えてきている不審者被害を未然に防ぐことにつながる。今日のHRでは、「秋の生活安全週間」を予告する「生徒部だより」を配付した。

  日中は30度近くまで気温が上がり、教室の体感温度はもっと高いようである。風が通り抜け日当たりの良い教室は、カーテンの開け閉めが難しい。そんな中授業に集中している生徒の表情がとても良い。

  放課後、5時を過ぎると少しは過ごしやすくなり、来週からの中間テストに備えて、ほとんどの教室では生徒が勉強しているが、半数ぐらいの生徒が残っているクラスもある。補習や個別指導を行っているクラスもあり、8限目の授業のようでもある。

  生徒の意欲に応え支援を惜しまない教員の姿は生き生きとしており頼もしい限りである。明日からの3連休、生徒の充実した学習を期待する。

2012年10月3日水曜日

新生徒会執行部への期待

  本日昼休み、校長室において、新しい生徒会執行部に認証状を授与し、その後一人ひとりから抱負を述べてもらったところ、
  「笑顔があふれる学校にしたい」、「自分自身が勉強と部活動を両立させながら、生徒会の仕事もしっかりとやっていきたい」、「多くの生徒の話を聞きながら行事を盛り上げていきたい」・・・といった力強い言葉が返ってきた。

  全員からしっかりとした芯の強さが感じられ、まずは自分自身を鍛えながら学校をより良くしていこうとする熱意が溢れていた。生徒会活動への惜しみない支援を誓った。

  来週から中間テストが始まるため、放課後活動しているクラブは大会を控えた一部だけである。図書館や自習室では多くの生徒が学習しており、職員室前では生徒の質問に答える教員の姿がある。

  職員室前には長机と椅子が用意されており、課題や配布物の置き場兼学習用として活用されている。

  生徒同士あるいは教員と生徒との対話が活発に交わされることが笑顔溢れる学校づくりの根本である。そのためには、私自身も職員や生徒としっかりと対話をしよう。

  
    

2012年10月1日月曜日

活気ある全校集会

   全校集会後の生徒会立会演説会が終わり、最後に担当教員の計らいで、前期執行部のメンバーが前に集まった。代表して、会長・副会長から退任の挨拶があった。

 
  体育祭や山高祭の企画運営やボランティア活動への想いを話し、全校生徒への感謝の気持ちを伝え、体育館内は大きな拍手に包まれた。これに先立つ立会演説会では、後期生徒会立候補者から、「前期執行部の活動を見て自分も企画をやってみたいと思った」、とか、「前期の方の想いを引き継いでいきたい」といった内容の演説があった。

  想いは必ず受け継がれ、生徒会活動はますます揺るぎないものとなる、と力強い気持になって体育館を後にした。

  本日7限目は、全校生徒が体育館に集合し全校集会から始まった。はじめに、校長講話、続いて生徒人権委員会からの活動報告があった。私からは、「互いの個性を尊重し、相手の気持ちに配慮した行動の取れる人間になろう」、と訴えた。人権委員を代表して報告した2年生の3人は、いじめはどうして起こるのか、どうしたらみんなが楽しい学校生活を送れるか、など、具体的に人権委員会で話し合った内容を、全校生徒へのメッセージとして伝えた。

 
 本校は、多くの生徒が、互いを思いやる気持ちを持っており、楽しく、満足感あふれる学校生活を送っている。前期生徒会の終わりに際し、全校集会を持って、改めてよりより学校づくりを呼びかけたものであるが、生徒たちはメッセージをきちんと受けとめていたようである。
  その後、日本ユース選手権大会に出場する陸上部員2人の壮行会を行った。ハンマー投げで参加標準記録を突破して出場を果たした2名に対し、私と生徒会長から激励の言葉を贈り、2名から、「入賞を目指して頑張る」と力強い挨拶があった。

 
  朝、夕と毎日熱心に練習に取り組んでいる陸上部員の姿をみんなが知っており、激励の大きな拍手が沸き起こった。

 互いの気持ちを受けとめ、思いやり、成果を讃える、これこそが人権活動のベースである。地に根っこのしっかりと張った人権教育を推進しようと誓っている。  

2012年9月28日金曜日

今を大切に

  1年生のHR棟には、その時々に応じて、担任団が生徒向けメッセージを掲示している。中間テストを再来週に控えたこの時期は、「今努力し定期テスト対策をしっかり行うことが、2年後の大学受験へとつながる」ことを、伝えている。


  また、始業前や放課後、生徒がよく使用する部屋の入り口壁面には、書道選択生が書いた格言入りカレンダーが掲示されている。


  毎日の地道な努力、集中して取り組むことの大切さが、これらの掲示を通して伝わってくる。放課後、3年生の教室では、何人かの生徒が黙々と自習しており、体育館やグラウンドでは運動部員の元気な声が飛び交っている。

  本年度から週3日、7限授業となったが、生徒は放課後の限られた時間を大切に、集中して、有効活用している。この気構えこそが、夢の実現につながるものである。
  「今を大切に」、生徒の姿を見ながら自分にも言いきかせている。 
  

2012年9月25日火曜日

秋の豊かな実りを

  日中はまだ暑いが、朝晩はめっきり涼しくなった。午前中は快適な教室も午後になると温度が上がってくるが、風が良く通るため、ドアや窓を全開にして授業が行われている。この時期、一日の気温の変化が大きいので、健康管理には十分気をつけなければいけない。保健室の入り口には、生徒向けに注意が呼びかけられている。


  今週は、冬服への移行期間であり、朝夕は、スーツ姿の生徒もちらほらと見かける。一ヶ月後に迫った2学年の修学旅行の事前健診も始まった。国公立のAO入試が始まり、推薦入試の出願も来月に控えている。3年生はまさに猛勉強の時期に入っている。


  志をなすには、心身の健康と規則正しい生活習慣を確立することが大事である。こうした想いを共有する教員が、それぞれの担当部署からメッセージを発している。

  後期生徒会立候補者も出そろい、来週には立ち会い演説会が予定されている。
  実りの秋。生徒にも、教職員にも、そして学校にも、豊かな「実り」がもたらされるよう、生徒ともども教育活動の質的充実に取り組んでいきたい。