2014年3月31日月曜日

出会いと別れ

  春休みも半ばを過ぎ、明日から新しい年度となる。この時期、どのクラブの練習にも一段と活気が見られる。

  正門へと続く坂道には、三分咲きの桜の木が、昨日の春の嵐にもめげず、新入生を迎える時を、今や遅しと待ち構えている。
  数えきれない青春の、汗や涙、笑いや感動に包まれた想い出が、この坂道に詰まっている。

  明日もまた、部員たちの熱気に包まれるであろうグラウンドに想いをはせ、伝統の重みを感じながら、今この坂道を下っていく。