2012年10月1日月曜日

活気ある全校集会

   全校集会後の生徒会立会演説会が終わり、最後に担当教員の計らいで、前期執行部のメンバーが前に集まった。代表して、会長・副会長から退任の挨拶があった。

 
  体育祭や山高祭の企画運営やボランティア活動への想いを話し、全校生徒への感謝の気持ちを伝え、体育館内は大きな拍手に包まれた。これに先立つ立会演説会では、後期生徒会立候補者から、「前期執行部の活動を見て自分も企画をやってみたいと思った」、とか、「前期の方の想いを引き継いでいきたい」といった内容の演説があった。

  想いは必ず受け継がれ、生徒会活動はますます揺るぎないものとなる、と力強い気持になって体育館を後にした。

  本日7限目は、全校生徒が体育館に集合し全校集会から始まった。はじめに、校長講話、続いて生徒人権委員会からの活動報告があった。私からは、「互いの個性を尊重し、相手の気持ちに配慮した行動の取れる人間になろう」、と訴えた。人権委員を代表して報告した2年生の3人は、いじめはどうして起こるのか、どうしたらみんなが楽しい学校生活を送れるか、など、具体的に人権委員会で話し合った内容を、全校生徒へのメッセージとして伝えた。

 
 本校は、多くの生徒が、互いを思いやる気持ちを持っており、楽しく、満足感あふれる学校生活を送っている。前期生徒会の終わりに際し、全校集会を持って、改めてよりより学校づくりを呼びかけたものであるが、生徒たちはメッセージをきちんと受けとめていたようである。
  その後、日本ユース選手権大会に出場する陸上部員2人の壮行会を行った。ハンマー投げで参加標準記録を突破して出場を果たした2名に対し、私と生徒会長から激励の言葉を贈り、2名から、「入賞を目指して頑張る」と力強い挨拶があった。

 
  朝、夕と毎日熱心に練習に取り組んでいる陸上部員の姿をみんなが知っており、激励の大きな拍手が沸き起こった。

 互いの気持ちを受けとめ、思いやり、成果を讃える、これこそが人権活動のベースである。地に根っこのしっかりと張った人権教育を推進しようと誓っている。