今日は、他校から5名の先生方に来ていただき、新採教員の生物の授業を中心に授業実践研修が行われた。
遺伝子の相互作用については、とても重要な項目であり全員に理解してほしいところである。あえてゆっくりめの内容設定をして授業に臨んだようである。
授業終了後、研究協議が行われた。各自が気づいたポイントを持ち寄り整理していく「指導案添付法」のスタイルで活発な意見交換が行われた。
「生徒のノリも良く、切り替えが素早かった」、「生徒とのコミュニケーションが上手く取れていた」、「話のネタを適宜使って関心を引き寄せていた」、「間違った答えに対して、きちんと板書して説明していた」といった意見、あるいは、「全体的に話のテンポは良かったが、押さえておきたいところで早口になっていた」といった指摘もあった。今後の授業改善に生かしていってほしい。
授業が終わり起立・礼の後、生徒から思わず拍手が送られていた。今日の授業の位置づけを共有できた教員と生徒の関係があればこそであり、こうした好ましい人間関係を築きあげてきた教員と生徒に、心の中でエールを送った。