2年生の人権学習の一環として、本校卒業生による人権講演会を実施した。「部落問題と私たちの未来について」との演題で、2人の卒業生が話をされた。
「話をすることでお互いが分かり合える」、「高校時代に親友をつくることが大事である」、「部落問題について学ぶことは、これからの生き方につながる大事なことである」等々、同じ世代の若者として、高校時代の想いを織り交ぜながら、生徒たちに正面から語りかけた。
講演の冒頭、司会の教員が、「心で聞くこと」の大切さを訴えたこともあり、生徒は静かに、真剣な表情で聞き入っていた。若い二人の話は生徒の心に深く浸透していったようである。
講演終了後、各クラスごとにグループに分かれ、講演を聞いて感じたこと、気づいたこと等について、話し合った。
人権学習は、自分の生き方を学ぶキャリア学習でもある。この想いを強くした一日となった。