2012年9月5日水曜日

山高祭前日の光景

  山高祭の開会式、体育館の壇上には、美術部の大作が掲げられ、中庭には、作品が展示されるのが恒例となっている。部員たちは、夏休み中から精力的に準備しており、2学期が始まってからは連日、放課後遅くまで、キャンバスに向かっていた。


 今日は、放課後、美術室では、10名ほどの部員が、最後の準備に追われている。


 体育館ステージでは、本年度山高祭の大作が掲げられ、生徒会のメンバーが開会式の準備に大忙しである。この作品は、制作した部員によれば、山高祭のテーマ「希望の轍」をもとに、『希望を胸に明日に向かって飛び出す』といったイメージを膨らませながら、描かれたものである。


 夕方6時になっても、まだ校内は生徒の元気な声が響いている。橋本紡さんの「半分の月がのぼる空」の映画ロケが本校であったのは3年前であり、模擬店が並ぶ中、文化祭の光景を撮影していたのが思い出される。希望の轍を確かな轍へ!