2012年6月27日水曜日

見事な研究授業



  授業内容は、「薬物乱用と健康について」である。実習生と生徒とのロールプレイングから始まり、思わず授業に引きつけられる。大麻や覚せい剤、脱法ドラッグなど、薬物の危険性について、わかりやすい口調で、生徒とのやりとりを巧みに織り交ぜながら説明しており、いつしか真剣に話を聞いている自分に気がついた。


                  

 薬物は身近に存在し、言葉巧みに誘ってくるケースが多いので、きちんと断ることが大事であると、ロールプレイングにより訴えていた。

 薬物乱用の危険性を伝える記事や、大麻やMDMAなどの写真を有効に活用しながら、話の核心に迫っていく授業は、まさに見応え(聞き応え)のあるものであり、生徒の心にも強く響いたに違いない。

 これで、今回の教育実習の研究授業が全て終了した。生徒は、先輩たちが生き生きと授業する姿をみて、教員という職業について、より身近に、かつ多くのことを感じ取ったようである。私は、といえば、生徒や卒業生の夢の実現に向け、自分にできる限りのことをしようと誓っている。