本日は、2年生の総合学習の一環として、大学の先生による出前授業を実施した。2年生は、これまで総合学習の中で学部・学科調べを行っており、今回は、その総まとめとして、大学の先生の講義を実体験することにより、それぞれの進路実現の参考とするために行ったものである。
法学、経済学、教育学、英米文学、日本文学、社会安全、工学、医科学の8つの分野に分かれ、「民主主義と自由」、「平家物語の一つの世界~『忠度都落』を読んで~」、「脳で聴くしくみ」等と題して、90分間、授業していただいた。
講義によってはグループ討論をしたり、教授と生徒との積極的なやりとりがあったりと、生徒にとっては、かなり緊張しながら受けていたようである。
授業実施後、大学の先生方から生徒の様子を伺ったところ、「温和しい生徒が多く、しっかりと聞いていた」とか、「生徒の反応が今ひとつ・・・」といった感想が返ってきた。
そういえば、先日の学校関係者評価委員会では、「キャリア教育について、進路指導という範疇を越え、人間形成の視点から幅広く捉えて、系統的に教育活動を展開しては」といった意見をいただいた。
生徒のアンケートも取っているので、集約し分析した後、先生方に結果報告をするとともに、学校としても、今後のキャリア教育の推進に生かしていきたい。