オープニング直前の舞台、緊張しながらも指揮者の話にリラックスしている。CMソングメドレーなど、観客と一体となった演奏で、会館内が一気に盛り上がる。
続く合唱部の演奏では、「ハナミズキ」や「世界に一つだけの花」といったなじみの深い曲目で一体感が高まった後、最後の「Ave Regina Coelorum」(アベ レジーナ チェロールム)」では、シーンと静まり返った客席に、合唱の声が静かに深く浸透している。
その後、劇やダンスのクラス発表があった。客席も盛り上がり、劇を終えた後、晴れやかな笑顔で舞台に勢ぞろいした生徒の姿が印象的であった。
舞台で演じる者と観客が、舞台発表を通して一つになっており、これこそが「学校力」だなと感じた。
舞台後方には大作が掲げられている。毎年、美術部員が製作するのが恒例となっており、「証」をイメージした作品となっている。
会館の入り口には、東北ボランティアの活動報告が掲示されている。
最後は、生徒会企画である。東北ボランティア活動について、伝えたい思いをナレーションにのせた映像を写した後、生徒会長から、執行部全員の想いをまとめて、成果発表があった。
活動体験を通して学んだことや伝えたい思いが、しっかりと全校生徒に伝わったと確信し、明日への飛躍を確信した一日となった。