三重大学の学生がファシリテーターとして、6つに分かれたグループに1人又は2人ずつ加わり、グループごとに竹内浩三の詩をいかに朗読するか話し合っている。
本日、5・6限目、2年生の国語の授業の一コマは、早稲田大学の金井景子先生の指導のもと、竹内浩三の詩の朗読となった。授業の冒頭、金井先生から、本時の授業内容の説明があり、その後、協力していただいた三重大学の学生が、詩の朗読を実践披露した。
群読、抑揚のある声のリレーに、生徒たちは驚きながらも新鮮な気持ちで意欲をかき立てられているようである。
初対面の生徒の個性を上手く引き出し、グループごとの成果発表へと見事に結実させていただいた三重大学の学生のコミュニケーション能力の高さは素晴らしいものである。と同時に、授業終了後、金井先生や学生たちから感想をうかがう中で、本校の生徒たちは、自ら考え行動する力を確かなものとしている、と教えられた一日となった。