2012年5月8日火曜日

伝統の重み

今日は、昼休み、校長室にて、生徒会顧問も同席し、前期生徒会役員に認証状を授与した。新役員一人ひとりから抱負と決意を述べてもらったが、生徒会活動を盛りあげていこうとする意欲がひしひしと伝わってきた。

  私からは、「学校行事に対して前例踏襲型の対応ではなく、まずはどういう内容にしたいのか、企画段階から自分たち自身で考え、全校生徒の気持ちを盛りあげていくよう取り組んでほしい。」といった話しをした。

  前年度後期から半数の役員が継続して残っており、部活動にもしっかりと取り組んでいる生徒も多く、これまでの生徒会の良い流れを引き継ぎながらも、新しい機軸を開くような活動を大いに期待している。

  夕方、旧制中学校の同窓生が来校され、かねてより取り組んでみえる記念誌の編集状況について、話しをされた。同窓の絆を大事にされ、それぞれの高校時代の「想い出」を糧に生き様を記録に残し、絆を深めていこうとする姿勢には胸を打たれる想いである。こうした姿勢は是非生徒たちに伝えていきたいし、また、引き継いでほしいと願っている。