2012年5月30日水曜日

盛り上がった体育祭


 本日の体育祭、3年総合優勝はC組。閉会式終了後、担任とクラス全員の溢れんばかりの笑顔がとてもさわやかである。 

 昨日の雷雨から一転して、絶好の体育祭日和となった今日は、朝早くから陸上部の生徒がグラウンドに出て、ライン引きなど昨日できなかった準備を献身的にこなしてくれた。

 9時からの開会式では、私から「記憶に残るような体育祭にしよう」と呼びかけ、その後生徒会長の挨拶、審判長、美化委員代表、保健委員代表の話があった。どの生徒も簡潔かつ要点を得た内容であり、「さすがに山高生だな」と感心した。

 午前中は近くのたけのこ保育園の園児たちの招待演技、高校生とのウルトラマンリレーなどで、次第に盛り上がりをみせはじめ、大縄跳びや綱引きといった学年種目で、クラスの団結や絆が一気に高まったようであった。


 クラスごとのそろいのTシャツや自主的に制作したクラス旗などが、それぞれの想いをのせ、グラウンドを躍動していた。



 前期生徒会執行部にとっては、最初の大きな行事であったが、企画段階から今日の運営に至るまで、自分たちの任をよく果たしてくれ、感動とさわやかさの残る体育祭となった。

2012年5月28日月曜日

県総合体育大会を終えて

先週金曜日から日曜日にかけ、県高校総合体育大会があり、本校からはほぼ全ての運動クラブが参加した。26日(土)の総合開会式には、私も久しぶりに出席したが、大会会長の挨拶にはじまり、前年度総合優勝校からの優勝旗返還や選手宣誓など、きびきびと進行し、また、参加したバドミントン部員の姿勢や態度も極めて良く、非常に好感が持てる開会式であった。

 本校の主な結果であるが、陸上部が男子2種目、女子6種目で6位以内に入賞、軟式野球部が準優勝し、いずれも東海大会への出場を果たした。また、ソフトテニス部が女子団体戦で3位に入賞するなど、多くのクラブで、日頃の練習の成果を存分に発揮し、よく健闘した。

 こうした大会の成果は、今朝、職員室前の黒板にクラブ顧問が書き入れており、全校で情報共有しているが、生徒指導部で大会成果を取りまとめ、後日、「山高クラブだより」として全校配付する予定である。

 今朝の体育館では、早くもバスケットボール部員が自主練習に取り組んでおり、次の大会に向け動き出している。毎日の地道な練習の積み重ねが飛躍に繋がることを信じ、お互いのクラブの成果を讃え励まし合いながら、精進していってほしいと願っている。

2012年5月21日月曜日

感動の金環日食


  この写真は、今朝、本校屋上から生徒が撮った写真である。今日は、伊勢市で金環日食が観測できる歴史的な日であり、朝7時頃学校に登校した。早速屋上に上がってみると、既に4人の教員と20数名の生徒が観測中であった。

  雲の切れ間から太陽が差し込んだり、厚い雲に覆われたりと、刻々変化する空模様にとまどいながらも、観測用グラスやカメラ越しに、時折歓声を上げながら、生徒たちは世紀の天文ショーを楽しんでいた。

  屋上に上がってくる生徒も次第に増え、40名ほどとなった頃、7時28分に金環日食のはじまりが薄雲の中からはっきりと観測できた。


   
  小学生の頃、部分日食や月食を体験して感動し、科学への興味が強くなったことが、今更ながら思い出される。科学は感動から始まる。昨夜からミニ合宿で備えていた天文部員をはじめ、今朝は空を見ようと早起きした多くの生徒たちには、今日の感動体験を科学への関心・意欲に繋げていくことを期待している。

2012年5月19日土曜日

授業日の土曜

今日は授業日であり、来週金曜日が振替休日となる。今週の前半は試験であったので、6日目の朝は疲れが出ているかなと思いきや、通学してくる生徒の表情は明るく元気である。山高坂の下で生徒指導担当教員といっしょに交通指導をしていたが、挨拶もさわやかである。

 夏服への移行期間でもあり、2・3年生には半袖シャツの生徒も見られるが、長袖シャツの生徒の中には、こちらの姿を認めるとすぐに直そうとしている生徒もいる。第一ボタンまできちんと留めるよう指導が行き渡っているのがよく分かった。

 一年生は、5月24日が半袖シャツの販売となる。半袖シャツには、腕の先に2本の「山高ライン」が入ったボタンダウン型であり、第一ボタンはしなくてもよいこととしている。

 6月6日から、夏服への完全移行となる。夏服をさわやかに着こなし、暑い夏をクールビズで乗り切りたい。また、節電や緑のカーテン等環境負荷軽減の取組も進め、環境への意識を全校で共有していきたい。 

2012年5月15日火曜日

学校への満足

中間試験2日目となった今日も、午前中の試験を終えた生徒が、午後になっても教室で熱心に試験勉強をしている姿が見られる。夕方、校内をまわっていると、あちらこちらの教室で、数人の生徒がまだ残って取り組んでいた。

  図書室では、自習用に整備された机に向かって、多くの生徒が勉強に集中しており、思わず話しかけるのをためらってしまった。図書室の出入り口付近も、利用する生徒の視点に立って整備が進められており、これからもますます多くの生徒が利用することを願っている。

  そういえば、夕方5時になると、チャイムに代わって、「アマリリス」のメロディが流れてくる。誰の発案かは知らないが、こうしたメロディを流すようになったのは今年からである。流れるメロディを聴くと、心が和みほっと癒される感じがする。7時には、「野ばら」のメロディの後、担当の教員が下校時間終了を放送で告げる。

  何気なく、当たり前のごとく過ぎ去る日々の学校生活の中に、教員の生徒への思いがしっかりと根づいていることがわかる。これからも、「満足感あふれる学校づくり」に取り組んでいきたい。

2012年5月9日水曜日

勝ち飯講習会


  本日放課後、「勝ち飯講習会」を体育館で開催した。7限終了後ということで、4時30分開催となったが、約200名の運動部員が参加し、熱心に聞き入っていた。

  今回の講習会は陸上部顧問の発案で実現したものであり、運動部活動の更なる質的充実を目指し、「勝てる身体をつくるためのスポーツ栄養学を学び、生徒自らが実践していく」ことを目的として開催した。

  講師は、味の素株式会社の中西太郎さんで、生徒との軽妙なやりとりを駆使しながら、スポーツ栄養学の基本についてわかりやすく説明していただいた。講習の内容と講師の元気が、生徒には十分浸透したようで、講習後帰って行く生徒たちの表情は、いつも以上に生き生きとしていた。

  来週からの中間試験が終わると県総合体育大会となる。部員たちが、この講習での学びを自らの「力」に取り込みながら、大会で活躍することを願っている。

 

2012年5月8日火曜日

伝統の重み

今日は、昼休み、校長室にて、生徒会顧問も同席し、前期生徒会役員に認証状を授与した。新役員一人ひとりから抱負と決意を述べてもらったが、生徒会活動を盛りあげていこうとする意欲がひしひしと伝わってきた。

  私からは、「学校行事に対して前例踏襲型の対応ではなく、まずはどういう内容にしたいのか、企画段階から自分たち自身で考え、全校生徒の気持ちを盛りあげていくよう取り組んでほしい。」といった話しをした。

  前年度後期から半数の役員が継続して残っており、部活動にもしっかりと取り組んでいる生徒も多く、これまでの生徒会の良い流れを引き継ぎながらも、新しい機軸を開くような活動を大いに期待している。

  夕方、旧制中学校の同窓生が来校され、かねてより取り組んでみえる記念誌の編集状況について、話しをされた。同窓の絆を大事にされ、それぞれの高校時代の「想い出」を糧に生き様を記録に残し、絆を深めていこうとする姿勢には胸を打たれる想いである。こうした姿勢は是非生徒たちに伝えていきたいし、また、引き継いでほしいと願っている。

2012年5月2日水曜日

気持の切り替え

    今日は朝から風雨が強かったが、昼を過ぎて一層激しさを増してきたため、7限目に予定していた生徒会役員の立候補者による「立ち会い演説会」を体育館で実施することが困難となった。そのため、急遽、校内放送による演説会に切り替えた。

  体育館での演説を想定し準備をしていた立候補者は、突然の変更にとまどいながらも、放送での演説へと臨機応変、気持を切り替え簡潔なスピーチを行っていた。スピーカーを通して聞こえてくる演説であっても、自主自立の精神で学校行事をさらに活性化していこうとする意気込みが十分伝わってきたのはさすがであった。

  認証式は来週初めに行う予定であり、いよいよ前期執行部が動き出す。体育祭や文化祭等学校行事が盛りだくさんであり、活躍を大いに期待している。こちらもできる限り支援していきたい。

   夕方6時を過ぎても一向に衰えない風雨の中、飛ばされそうな傘をしっかりつかみ、山高坂を下っていく生徒たちの姿があった。大雨警報が出ており雨量が増えてきている地域もあり、下校の無事を祈るばかりである。明日からは4連休となる。しっかりとリフレッシュしながらも、中間試験前の一週間となる来週からの授業への備えも十分行ってほしい。