2012年2月27日月曜日

重要な基礎固め

先週金曜日は、灘中学校・高等学校の木村達哉先生をお招きし、研究・公開授業、生徒対象講演会、保護者・教員対象講演会と、英語実践力強化の一日となった。

 高校で英語を学習する意義、何を目指し、何を目標として英語を学ぶのか、英語の授業でのクイックリターン練習等々、木村先生のパワフルな熱い口調での話は、生徒の心に深い感動を呼び起こしたようである。私自身も校長室でお話しを伺い、また、講演会で具体的な実践事例をお聞きし、学習の基礎固めの重要さを改めて実感したものである。

 どうすれば生徒を伸ばしていけるのか、教員が生徒に教えていかねばならない最大のポイントはどこにあるか、等について校内で認識の共有を図り、生徒に向かうベクトルをそろえることが、まずは私自身にかせられた課題である。何事に対してもそうであるが、一本筋の通ったぶれない方針が、生徒にとっては最も大事である。

 国公立大学の二次試験を終え、今日は何人かの生徒が明るい笑顔で報告に来てくれた。高校入学時の笑顔が、高校卒業時にはさらに輝きをみせるよう、学校経営品質を向上させたい。