昨日、終業式を終え、今日は、新入生の登校日である。朝から、多くの教員が「いせトピア」でその対応にあたっている。校内に残っている教員は、年度末の残務整理に忙しそうである。
終業式では、学習や部活動、学校行事に取り組むにあたり、前例踏襲型や課題解決型ではなく、理想実現型の姿勢で臨むよう、意識改革を促した。その後、進路主任は、安易に妥協せず最後まであきらめない気持ちを持ち続けることの大切さを、また、生徒指導主任は、日常の生活態度をしっかりとすることが向上につながることを、具体的な話を交えて訴えていた。
その後、退職される教員、離任される教員一人ひとりから、挨拶があった。自分の体験や生徒との関わりについて、心に沁みとおるお話をいただいたが、生徒はまっすぐに前を向き真剣に聞いており、挨拶が終わるたびに大きな拍手に包まれていた。
代表生徒から渡された花束を手に、体育館中央の「花道」を、生徒の拍手と合唱に包まれながら去っていく先生方の後ろ姿に、感謝の気持ちと惜別の念を込め、一礼した。