「大切なことは何をするかではなく、感謝の気持ちを持って何かをすることだと思う。感謝することで、小さな思いやりを気づかせてくれることがある。そこに気づいたとき成長しているのだな、と自分は思う」
3年生の特編授業の一コマを、「自然科学入門」と題して担当してきたが、私が担当する授業は今日で終了した。最後の20分間、受講生に後輩へのメッセージを書いてもらった。冒頭の文はその中の一つである。
文面から生徒の心情がにじみ出ており、心が暖まる言葉に読んでいて胸が熱くなったる。こういう気持で高校生活を送ってきた生徒を誇りに思う。
放課後、華道部の生徒が校長室に生け花を飾ってくれた。
言葉を交わしながら、日常の何気ない活動の中に心和ませるものがあることを、うれしく感じる。