新学期に入り初めての雨の一日となった。今日は、学年ごとに時間をずらして身体測定を行ったが、一年生はまだ要領がつかめず、上級生に比べて対応が遅いようであった。並行してクラス写真の撮影や春休みの課題テストもあり、学期のはじまりは、なかなか落ち着かないものである。
一方、放課後になると、校舎内でトレーニングする運動部員の元気な姿が目につくのは、いつもの雨の日の放課後と同じであり、出会いと別れの中でも持続した活動が続けられている。そうした中、硬式野球部が春季大会で南勢地区予選を突破し県大会に駒を進めるなど、幸先のよいスタートを切ることができた。
この春卒業した生徒たちは、最後まであきらめずに頑張った結果、ここ十数年の進学実績では最高の結果を残すことができた。学習活動と部活動の両面で、精一杯力を出し切った成果でもあり、学校全体に活気がみなぎっている。
生徒も職員も生き生きとし満足感溢れる学校づくりをこれからも続けていこうと、笑顔で元気に挨拶を交わす生徒の姿を追いながら、心に誓っている。