2012年4月23日月曜日

面談週間のはじまり

今週は、担任と生徒の面談週間となっており、放課後、全ての学年が一斉に教室で実施している。校内をまわっていると、廊下では、本を読みながら、あるいは友人と話しながら、中にはクラブのユニフォーム姿で次の順番を待っている生徒がいた。

  一方外では、雨上がりのため、グラウンドやテニスコートが使えないことから、中庭や玄関前では、野球部やテニス部の部員が、狭い空間を有効に活用してトレーニングに励んでいる。

  3階からは、合唱部の練習する歌声が聞こえてくるのはいつもの光景である。部室の鍵を取りに事務室にやって来る生徒の挨拶も元気である。

  活力あるれる生徒、何事にも一生懸命に取り組もうとする生徒、こうした生徒がたくさんいる。学習環境を少しでもよいものにしていくために、まずは自分自身が汗をかきながら、関係する方々と話し合っていきたい。

2012年4月20日金曜日

雨の遠足

あいにくの雨となったが、朝、3学年とも、順次バスに乗って遠足の目的地に向け出発した。自転車の生徒は、校内の自転車置き場に駐輪してからバスの出発地に行くよう事前指導がなされており、校門付近で私服姿の生徒に会うと、元気よく挨拶が返ってきた。


 静まりかえった校舎内を歩いていると、教室で熱心に自習している一人の生徒がいた。遠足に行けなかったので、校内で待機している教員の指導により勉強しているようであったが、話をすると元気な様子であり少し安堵した。

夕方5時過ぎに出張先から学校に戻ると、1・2年生は遠足から帰ってきたところであり、話を聞くと、雨が降ったりやんだりの天気ではあったが、生徒たちは楽しく過ごしていたようである。

校舎内では、早くも陸上部や野球部の部員たちが、遠足の疲れも見せずトレーニングに汗を流しており、体育館では、バスケットボール部員が元気に走り回っている。県総合体育大会の地区予選も明日から始まる。

  頑張れ山高生!

2012年4月18日水曜日

検診

本日午後、生徒の内科検診があった。本年度最初の検診であり、これから歯科、眼科、耳鼻科等の検診が6月まで続く。今日は3年生の検診であったが、検診していただいた校医の先生から、生徒の受診態度は良かったとお褒めの言葉をいただいた。

  放課後はLHR(ロングホームルーム)終了後、全学年一斉にクラブ登録を行った。2、3年生の部員が少ないため、一年生の入部に期待しているクラブもあるようだが、校内をまわっていると、登録で集まっている各教室から元気な声が聞こえてきて、ほっとしている。

  夕方、校長室で執務をしていると、グラウンドからは硬式野球部の元気な声が聞こえてくる。今週末の春季県大会を間近に控え、練習に一層熱が入っているのがよくわかる。

  体力づくりの第一歩は自らの健康管理であり、校医の先生方による検診を機に、その心がけを胸に刻んで、「文武両立」に励んでほしい。

2012年4月11日水曜日

学校への満足度

新学期に入り初めての雨の一日となった。今日は、学年ごとに時間をずらして身体測定を行ったが、一年生はまだ要領がつかめず、上級生に比べて対応が遅いようであった。並行してクラス写真の撮影や春休みの課題テストもあり、学期のはじまりは、なかなか落ち着かないものである。


  一方、放課後になると、校舎内でトレーニングする運動部員の元気な姿が目につくのは、いつもの雨の日の放課後と同じであり、出会いと別れの中でも持続した活動が続けられている。そうした中、硬式野球部が春季大会で南勢地区予選を突破し県大会に駒を進めるなど、幸先のよいスタートを切ることができた。

  この春卒業した生徒たちは、最後まであきらめずに頑張った結果、ここ十数年の進学実績では最高の結果を残すことができた。学習活動と部活動の両面で、精一杯力を出し切った成果でもあり、学校全体に活気がみなぎっている。

  生徒も職員も生き生きとし満足感溢れる学校づくりをこれからも続けていこうと、笑顔で元気に挨拶を交わす生徒の姿を追いながら、心に誓っている。

2012年4月10日火曜日

制服と伝統

「質問のある人は」、と司会者が言ったら、すぐに新入生の一人から手が上がり、「勉強と部活動を両立するにはどうすればいいか」と問いかけがあった。司会者が、「この質問に応えてくれる人は」、とたたみかけると、すかさず3年生から手が上がり、「気持の切り替えを上手くすることだ」、といった内容の話を元気にしてくれた。

  このような様子で、新入生と在校生との対面式が繰り広げられた。途中、生徒会執行部による一年間の活動がスライドショーで紹介されたり、一年担任への突撃インタビューがあったりと、なかなか工夫のこらされた内容であった。

  午前の最後は、全学年を対象とした「制服の着こなしセミナー」があり、デザイナーの方が、山高の制服のモチーフは何か、上手に着こなすにはどこに気をつければよいか、など、パワーポイントによりわかりやすく話をされ、生徒は熱心に聞き入っていた。

  伝統・知性・気品をモチーフとした制服に、生徒一人ひとりの鍛えられた人間力が宿るとき、伝統校としての新たな飛躍となる。すでに、助走は十分であり、機はまさに熟している。

2012年4月9日月曜日

新学期のスタート

本日、朝から新任式、始業式と続き、午後からは入学式を行った。新任式では、私から新しく来られた12名の職員を紹介し、代表者からは、「伝統校への勤務となり身の引き締まる思いであり、一日でも早く学校に慣れるよう頑張る」旨挨拶をいただいた。続いて生徒会長より、心温まる連帯と歓迎の言葉が述べられた。

  生徒の自主的活動の促進、生徒と教職員が一体となった学校行事の活性化を、始業式の挨拶で訴えたが、まさにその第一歩である。入学式は、入学許可宣言、新入生代表宣誓など厳粛な雰囲気の中 たんたんと進行し、式終了後保護者に対し学校の概要説明を行った。

  私から目指す学校像を話した後、一学年代表や各部代表から取組概要や依頼事項について、30分ほど時間をとって説明した。保護者の方々は緊張の面持ちで説明に聞き入ってくれていた。

  新入生にとって、今日がまさに新たなスタートとなる。夢や希望を育み、その実現のため意欲的な学校生活を送るよう、式辞に込めた想いが静かに深く浸透していくことを願いつつ、自分自身も気持を切り替えて新たなスタートを切った。