2011年9月26日月曜日

輝く汗と涙

 この3連休の間、県内外で部活動の大会があり、今朝から各クラブ顧問と大会の様子について話を交わした。合唱部は、金沢市で開催された中部大会において、高校A編成の部で金賞を受賞するも、全国大会への切符は惜しくも逃した。課題曲1曲、自由曲2曲を、質量ともにかなりこなしてきた練習で培った力を十分出し切った演奏であったが、あと一歩のところで全国には届かなかった。金沢からの帰途、生徒は溢れる涙を止めようもなかったようだが、この悔しさをバネに、1・2年生には、来年こそは全国への厚い壁を乗り越えるべく、自主自律の精神に更に磨きをかけ、捲土重来を期待したい。
 陸上部は、四日市市で開催された県高校新人大会において、女子三段跳びで優勝するなど、とりわけ女子のフィールド種目での活躍が光った。一方男子は、東海大会出場経験者が今回は振るわなかったが、選手たちは課題をしっかりと受け止めていたようで、来年度のインターハイに向け、今後の練習を通して心身ともに一回り大きく成長することを期待する。両クラブともに、人間力の育成にも力を入れており、「知性・気品・伝統」を重んじる校風をしっかりと胸に刻んだ部員がたくさんいる。今回の経験を糧に更なる飛躍を楽しみにしている。