2013年7月30日火曜日

軌道に乗った夏休み

  夏休みも2週目に入ったが、一日4コマの課外授業は順調に行われており、それぞれの教室は生徒でいっぱいである。人の熱気とクーラーの適度な温度調整で、程よい環境となっている。

  校長室は、窓いっぱいに成長した緑のカーテンのおかげで、連日の猛暑をものともせず、28℃で快適な環境となっている。
  生徒美化委員や保健環境部の職員がいつもより早めにゴーヤを植え、その後も熱心に手入れをしてくれているおかげである。
 
  夕方、6時を過ぎると、ほとんどの生徒は下校しており、校内は静かである。いつもより自宅で過ごす時間が長いだけに、自宅での「学習」や「団欒」をどれだけ積むことができるかが人間力育成のカギとなる。


  

2013年7月26日金曜日

夏休み最初の週末

  夏休みに入り最初の週末を迎えるが、この一週間はとても長く感じられた。課外授業と並行して、保護者懇談会や入試説明会、高校野球の応援等に、職員も大変忙しかったことと思う。私はといえば、今日、午前中は特に予定もなく、久しぶりにゆっくりと過ごすことができた。

  

  3年生は、課外に来ている生徒も多く、図書館や自習室を開放しているので、合間には冷房の効いた環境の中で自習しており、連日満員の状況である。来週からは、さらにびっしりと課外が組まれており、生徒も忙しさは変わらない。

  合唱部は、毎年参加するコンクールが近いうえに、8月1日に伊勢市で開かれる全国教頭会総会での歓迎演奏を担当することもあり、午前、午後と練習に熱が入っている。

  午後、校長室では、英語の文部科学省指定事業の実施に係る小中高連絡会議が開かれており、学校間交流事業の実施に向け白熱した意見交換がなされている。子どもたちの英語力向上のために何ができるか、議論の視点がしっかりとしており、聞いているだけで子どもたちの様子が浮かんでくる。


  始まってまだ一週間も経っていないが、いつも以上に、学校全体に気力が充実しているように感じる夏休みである。
   

  

2013年7月23日火曜日

中学生保護者説明会

  昨日は阿児アリーナ、本日は本校体育館で、中学生や保護者を対象に学校説明会を開催した。両日で二百数十名の参加があり、全体説明終了後、オーストラリアへの語学研修、制服や体操服、卒業後の大学進学等、高校生活全般について多くの質問もいただいた。


  本日は、当初プラチナホール(同窓会館)を予定していたが、参加者が例年をはるかに超えホールの収容人数を上回ったため、急遽体育館に変更しての開催となった。午後の部活動を終えた後、バレー部員がシート敷き、椅子並べを手際よくしてくれたおかげで、受け入れ準備が整えられた。

  風もなく、蒸し暑い中、やぶ蚊が我が物顔で飛び交うという極めて厳しい環境であったが、最後まで熱心に聞いていただいた参加者の皆様方には、お詫びとともに厚く感謝申しあげます。
  
  9月22日は、本校で、中学校3年生を対象にオープンスクールを予定している。多くの中学生に参加していただき、模擬授業の体験や部活動の見学により、本校を肌で感じてもらればありがたい。

2013年7月22日月曜日

夏休み初日の光景

  今日から夏休みに入った。生徒・保護者・担任の三者懇談会も始まり、各教室では入れ替わり懇談が行われている。

  並行して、夏季課外もスタートしており、演習室はフル稼働している。

  昼過ぎから、インターアクト部の生徒、十数名が、卒業生が残してくれた靴を、手分けして丁寧に洗っている。
 
  洗った後、陽当たりのよい生徒玄関前に数ケ所に分けて並べられているが、今回は例年よりも多く、百数十足あるようようである。
         
  今後、「スマイルコンテナ」を通じてタイへ贈られる。伊勢のロータリークラブとの懇談を契機に進められてきた取組であり、4年目となった。インターアクトクラブの中で着実に受け継がれているのを嬉しく思う。
  

2013年7月19日金曜日

一学期最終日

  今日は、一学期の最終日、始業のHR後、掃除と並行して校外美化活動に取り組んだ。美化委員を中心に、3つの班に分かれて通学路のゴミ拾いを行った。

  私も、生徒と一緒に、山田上口駅付近まで行ったが、途中すれ違う車の中から、「ありがとう」の声もかけていただき、地域とともに歩む学校でありたいと、気持ちを新たにした。

 その後、体育館では、表彰式、全国大会壮行会と続き、生徒会執行部より、8月に東北ボランティア活動に参加するとの報告があり、大きな拍手が贈られた。

  終業式では、授業に真剣に取り組む姿勢や、球技大会の熱戦を評価しながら、夏休み、勉強や部活動に意欲的に取り組むことが秋以降の飛躍に繋がる、と訴えた。 
  クラブだより夏号も既に全員配布されており、夏休みに行われる各クラブの大会予定も掲載されている。生徒全員が「夏を制する」ことを願っている。

2013年7月18日木曜日

深まったクラスの絆

  球技大会2日目の今日、午前中は暑い中にも曇り空と涼風に助けられ、準決勝、決勝と順調に行われた。中でも3年女子バレーの決勝戦は白熱したラリーが繰り広げられ、クラス一丸となった応援とも相まって、体育館はまさに熱気に包まれた。
 

  試合前の円陣に始まり、ボールを懸命に追う選手の姿勢が試合を引き締めていた。
 

  まさに一点を争うシーソーゲームとなったが、双方の応援も実に高校生らしい清々しいものであり、見ているものに感動を与える好試合であった。

  明日は、終業式。この球技大会の感動を、生徒にどう伝えようか、放課後校内を歩きながら想いを巡らしている。

2013年7月17日水曜日

激戦の球技大会

  2年生女子のバレーの試合、コートでは白熱のラリーが続き、まさにバレー部大会のようである。
 3年生男子の試合では、互いに大きな声を掛け合ってチームの結束を固めている。
  薄曇りで湿度が高いものの適度に風が流れているグラウンドでは、野球とドッジボールが行われている。
 私が子どもの頃は、ドッジボールのルールは単純であったが、今は少し複雑である。ただし、その分、試合には緊迫感が漂っているようである。
 
 野球は、学年が上がるにつれ引き締まった試合となっており、運動能力が高くなっていることがよくわかった。試合時間を短縮し、熱中症への備えも充分しながら臨んだおかげで一日目は無事終了した。激戦は明日も続く。

2013年7月12日金曜日

続く大学説明会

  うだるような暑さは今日も続いており、廊下を歩いているとすぐに汗ばんでくる。放課後は、三重大学の入試説明会があり、今日は工学部と教育学部の先生や学生・院生の方々に来ていただいた。
 

  教育学部は改革があるようで、森川先生の説明が終わった後も、生徒は熱心に質問していた。
  工学部は、稲葉先生の説明の後、大学院生と大学生から、学内の様子や講義・実習の内容、研究室のテーマ等について、わかりやすく説明していただいた。


  
  教室は適度な温度設定で快適であったが、説明する側と聞く側の互いの熱い思いが交錯し、次第に熱気がこもってきたように感じた。

  工学部AO入試のためのスクーリング申し込みは7月末から始まる。3年生の受験モードが一気に加速した、期末テスト後の一週間となった。

2013年7月9日火曜日

テスト後の日々

 7月6日(土)、午後、1学年の保護者会を開いた。会場の「ハートプラザみその」には、多くの保護者の方々が参加いただき、学年主任や進路主任、教務主任の話を終始熱心に聞いていただいた。

  学年主任からは、「子どもたちの良いところをほめるようにしている」との話もあり、微笑みを浮かべて頷かれている保護者の姿が印象的であった。

  大学入試と高校での学習との関係や、高校3年間のスケジュール等について、夏休みに入ると3者懇談会を予定しているので、その前にぜひ知っておいていただきたいことに絞っての説明であった。

  今日は、放課後、3時50分より、三重大学(人文学部、医学部、生物資源学部)入試説明会があり、50名ほどの生徒が、大学の先生の説明を真剣なまなざしで聞いていた。
 
  生徒も保護者も、将来を見据え、気持ちを新たにしたここ数日であったと思う。

2013年7月3日水曜日

期末試験日の午後

  期末試験3日目の今日、午後になると校内はひっそりとしている。ほとんどの教室では、生徒数人が残って、明日の試験に備え熱心に勉強している。

  中庭の、2年生の教室棟の窓越しに見える紫陽花も色あせてきたが、代わって枇杷の木の下では、青みがかった薄紫の可憐な花が、その存在を主張している。花を愛でる心のゆとりを生徒に語りかけているように見える。

 
  夕方になると、職員室前で質問している生徒の姿も見えなくなり、5時を告げる「夕焼け小焼け」のメロディが地域のスピーカーから聞こえてくる。

  あと、2日、試験勉強に集中して取り組みながらも、こういう時にこそ豊かな感性を育む気持ちを大事にしてほしいと願っている。