2012年3月28日水曜日

文化の伝統

学年末終業式を終え、あわただしい中にも、ほっと一息の感がある。25日には文化部の一年間の活動成果の発表会が伊勢市観光文化会館であった。

  ロビーでは、美術部を指導していただいた先生に、お別れに際し、感謝の気持ちを込めて部員から花束の贈呈があり、先生から部員に対し、暖かいお言葉をいただいた。

  ホールでは、合唱部の発表の中で、3年生12人が舞台の前面に出て曲を演奏する場面があった。部活動で過ごした3年間の日々を振り返りながら、万感の想いを込めて、小田和正さんの「言葉にできない」を披露した。励まし合ったり、衝突したりしながらも部活動を続け、人間的にも大きく成長していった様子が、聞いている自分にひしひしと伝わってきて、胸にグットくるものがあった。

  学校創立以来、110年を超え、脈々と受け継がれている文化の伝統を、確かなものにしたと感じた午後のひとときであった。