2010年8月31日火曜日

全校集会

 長い休みが終わり、8月30日から全校生徒が登校してきました。夏休み中も、課外授業や補習授業がぎっしりと組まれており、ほとんど毎日登校してきた生徒もいたようです。私も、出張以外はできるだけ学校にいるよう心がけ、課外・補習や部活動に熱心に取り組む生徒の姿を見てきました。
 先日、同窓生がご夫婦で母校を訪れ部活動を見学されましたが、その際の生徒のしっかりとした対応、校内ですれ違う生徒のさわやかな挨拶に大変清々しい思いを抱かれたと、校長室に立ち寄ってお話をされました。生徒からすれば、突然学校を訪問された同窓生に対し、お迎えする気持が自然と行動に出たものですが、こうした話をお聞きし、胸が熱くなりました。本校は、目指す学校像として、「人間力を高める学校」を掲げていますが、日々の教育活動・実践の中で培っていきたいとあらためてその意を強くしました。
 本校は2学期制であり、この30日は、始業式ではなく全校集会を開き、校長、各部代表の話の後、課題テストを行いました。全校集会の中で私から生徒に送ったメッセージの概要は下記のとおりです。

 「今、企業が求める人材は、勉強だけではなく、実行・実践できる行動力がある者、他人と協力しつながりを築ける者であり、これらは若いうちからスポーツや文化活動、社会貢献活動を経験することで培われる。夏休み中の試合や大会で結果が残せた場合もあれば、後一歩で敗れた場合もあろうが、毎日の活動や練習の中で身についているものが必ずある。結果に一喜一憂せず、単調な日々の連続に耐えうる精神力を大いに養い、今できることに精一杯取り組んでほしい。」