2013年5月1日水曜日

深みのある生徒の活動

  本日7限目、体育館では、前期生徒会役員立候補者による立会い演説会が行われた。会長立候補者からは、「伝統を大事にしながらも、思い切って新しいことに取り組んでいきたい」といった意欲的な話があった。

  立会演説会終了後、前年度後期役員が前に出て、一人ひとり自己紹介した後、後期役員を代表して会長から退任の挨拶があった。半年間の活動を振り返って、生徒会行事への協力に対する感謝を述べ、これからも楽しい学校をつくっていこうと呼びかけ、全校生徒から大きな拍手が贈られた。

  午前中、3年生現代文の授業を見学したが、鷲田清一さんの「聴くということ」について、教員と生徒の掘り下げたやりとりがあり、大変興味深く聞いていた。まさに文章を読み込む力(リーディング)をつけながらも、聴くことの力(リスニング)について考えさせられた内容であった。

  立会演説会では、相手に分かりやすく自分の気持ちを伝えようとしている立候補者の姿があり、まさに、話す力(スピーキング)をつけているなと感じた。4技能の着実な修得に向け、教育活動全体で取り組んでいきたい。