2013年5月27日月曜日

梅雨の前に

  5月も最終週となり、早くも梅雨が迫ってきそうな雲行きである。気のせいか今朝は、登校してくる生徒の足取りは重かったようである。

  先週末は、多くの運動部員が県高校総合体育大会に参加し、なかでもバドミントン女子団体が第3位に、卓球男子団体がベスト8に入賞した。どちらのクラブも毎日の地道な練習の成果であり、部員の健闘を讃えたい。

  ほとんどの運動部では、3年生が事実上引退し、2年生がキャプテンとなって新チームが始動する。また、新たなスタートである。

  今週末には、陸上競技の部が行われる。夕方、グランドからはスタートのピストルの音が聞こえてくる。最後の調整をしっかりとし、本番での活躍を期待している。
 
  

  

  
  

  
  

  

2013年5月23日木曜日

県総体へ

  明日から県高校総合体育大会が始まる。地区予選や春季大会等の結果を掲載した「クラブだより」もすでに全校生徒に配られており、大会への機運は高まっている。


   夕方の体育館では、部員たちが最後の調整を行っており、まさに熱気に包まれているといった感がある。

  今日の授業見学では、リーディングを意識しつつも、リスニングとスピーキングに重点を置いた英語の授業が展開されており、生徒の活動場面が多く取り入れられていた。英文和訳一色だった自分の頃に思いをはせ、まさに隔世の感がした。

  学力も体力も、向上を図るためには、日々の計画的・継続的な取組が必要である。元気な挨拶とともに家路を急ぐ生徒を見ながら、県総体の活躍を願っている。
  

2013年5月21日火曜日

明日に向かって

  夕方、校内を回った後校長室に戻ると、机上に置かた活花が真っ先に目に入った。

  6限授業の今日は、華道部の活動があったのだなと、折に触れ校長室に輝きをもたらしてくれる部員たちの思いに感謝しながら、しばらく見とれていた。

  一年生の教室棟には、「今週の名言」が壁に掲示されていた。
 

  立ち止まって、一言一言をかみしめながら、変化した行動が習慣化されることで、より高い品格の向上へとつながるのだな、と、改めて学校の目標にも思いをはせている。

2013年5月20日月曜日

進路ガイダンス

  本日7限目、3年生総合学習は進路ガイダンスである。体育館では、国公立大学への進学希望者が集まり、進路主任や学年主任、前年度3学年担任から講話を聞いていた。


  冒頭、私から、目的意識を持って大学を選択すること、応用力と記述力をしっかりと身につけること等、今の時期に心掛けてほしいことについて、具体的な例も交えながら話した。

  中間テストが終わり、今週末から来週末にかけて、県高校総合体育大会が開催される。3年生にとっては、もっとも充実する時期であり、部活動と勉強、それぞれに集中して取り組んでほしい。

  夕方6時30分、夕暮れの雰囲気が感じられる中、グラウンドからは元気な声が聞こえてくる。集中力の結集した集団の中から、大きな力が生み出される。授業と部活動での緊張感を大事にしてほしい。

2013年5月14日火曜日

テスト日の校内

 今日は中間テスト初日、一年生にとっては、高校入学後初めての定期テストである。休み時間もノートに集中している姿が目につく。

 夕方、5時を過ぎても、職員室前では、廊下に用意された机に向かって、教員に熱心に質問している生徒もいる。

 一年生の教室棟には、京都堀川高校の「三つの約束」が掲示されている。


 一方2年生の棟では、土曜課外の日程が張られており、中間テスト終了後の土曜日も課外が行われる。
 

 学びの場である学校を、互いの成長の場として、豊かな深みのある「時空」にしていってほしい。

2013年5月11日土曜日

公開授業とPTA総会

  雨となった土曜の今日は授業日である。午後は公開授業を行い、100数十名の保護者が参観された。教室の後方にずらっと並んだ保護者を意識しながらも、定期テスト直前でもあり、生徒には特に緊張感が漂っているようであった。 

  公開授業の後は、生徒はホームルームを行い放課、保護者の方々はPTA総会に出席するため体育館への移動となったが、廊下では親子で話し合っている光景もみられ、ほほえましいものがあった。

  PTA総会に先立ち、私からは、本年度の学校経営の改革方針の骨子、とりわけ学力向上や人間力向上の具体的な内容について説明した。
 

  総会終了後、学年懇談会、学級懇談会となったが、遅くまで担任と懇談している方も見られた。PTAの理解と協力を求めながら、子どもたちの夢の実現を支援していこうと、決意を新たにした一日であった。

2013年5月8日水曜日

生き生きとした生徒たち 

   放課後、オーストラリア語学研修に参加した生徒5名から、体験談を聞かせてもらった。現地校での授業の状況やホストファミリーでの生活の様子について、驚きの体験など興味深い内容であった。

  水を大事にする習慣が身に染みてわかったこと、文法や構文を念頭に置いた会話でなく、単語を列挙してのコミュニケーションで上手くいく等々、実体験ならではの話であった。

 

  生徒たちの生き生きとした笑顔が研修成果を物語っており、頼もしい気持ちになった。

  昼休みには、7人の生徒会役員に認証状を授与し、今後の抱負を聞いた。生徒会行事への意気込みを語ってもらい、「明日の山高」に、期待は高まるばかりである。

 

2013年5月7日火曜日

登下校時の安全確保へ

  今日は、放課後、自転車通学者を対象に体育館で集会を開いた。本校では、6~7割の生徒が自転車を利用しており、近年登下校中での自転車事故が増えてきていることから、昨年度に引き続き実施した。


  生徒部担当教員から、資料に基づき、「自転車安全利用五則」や自転車事故の例について、30分程度の講話があり、生徒は熱心に聞いていた。


  安全・安心な学校づくりの一歩は、登下校時の安全について、生徒自らが注意することから始まる。

  来週から定期テストが始まる。規則正しい生活習慣を身につけ、時間にゆとりを持って行動することを心掛けてほしい。

2013年5月1日水曜日

深みのある生徒の活動

  本日7限目、体育館では、前期生徒会役員立候補者による立会い演説会が行われた。会長立候補者からは、「伝統を大事にしながらも、思い切って新しいことに取り組んでいきたい」といった意欲的な話があった。

  立会演説会終了後、前年度後期役員が前に出て、一人ひとり自己紹介した後、後期役員を代表して会長から退任の挨拶があった。半年間の活動を振り返って、生徒会行事への協力に対する感謝を述べ、これからも楽しい学校をつくっていこうと呼びかけ、全校生徒から大きな拍手が贈られた。

  午前中、3年生現代文の授業を見学したが、鷲田清一さんの「聴くということ」について、教員と生徒の掘り下げたやりとりがあり、大変興味深く聞いていた。まさに文章を読み込む力(リーディング)をつけながらも、聴くことの力(リスニング)について考えさせられた内容であった。

  立会演説会では、相手に分かりやすく自分の気持ちを伝えようとしている立候補者の姿があり、まさに、話す力(スピーキング)をつけているなと感じた。4技能の着実な修得に向け、教育活動全体で取り組んでいきたい。