6月25日(土)午後2時より、近鉄宇治山田駅校内で、本校合唱部が市民・観光客向けにコンサートを開いた。合唱部は本校の伝統ある看板クラブの一つであり、これまでも地域と連携した活動を積極的に行ってきており、その一環として、今回の駅構内(団体待合室)でのコンサートが近鉄宇治山田駅側の厚意により実現となった。30数名の部員が、40名ほどの聴衆の前で、「Ave Maria」、「PANGE LINGUA」などの合唱曲をはじめ、「線路は続くよどこまでも」、「朧月夜」、「ふるさと」など市民になじみの曲も披露し、30分間、間断なく続けられる心のこもった演奏に、観客から大きな拍手が寄せられた。
宇治山田駅は生徒もよく利用する駅であり、伊勢市の旧市名でもある「宇治山田」の名を旧制中学校の時代から引き継ぐ本校にとっては、今後とも、いろいろな活動に連携して取り組んでいきたいとの思いを強くした午後のひとときだった。