2010年6月7日月曜日

硬式野球定期戦(山中戦)

 6月5日(土)に伊勢高校との硬式野球定期戦が行われました。伊勢高校が創立されて後、旧制宇治山田中学校の伝統を受け継ぐ、宇治山田と伊勢の両校の交流試合として始められたものであり、49回を数えるに至りました。当時、伊勢高校野球部の監督であり、その後も県高野連の重鎮として高校野球の指導に情熱を傾けてこられた長田先生にちなんで「長田杯」とも言われている伝統ある大会です。本年度は、9対3で本校が勝利し、通算戦績は22勝23敗(3引き分け、1不明)となりました。
 本校主将の谷口君が、「家族のみんなや先生方、地域の方、支えてくれる全ての方々に感謝し、全力でプレーします。」といった内容の選手宣誓を、一言一言をかみしめるかのように、思いを込めて行い、ホームベースで対峙して受ける私には、胸にこみ上げてくるものがありました。
 スタンドからは、両校の生徒会、吹奏楽部、応援団はもとより、保護者の方々も多数応援にかけつけていただき、数百名の観戦となりました。両校の選手ともに、初回は、さすがに緊張からかミスも出ましたが、次第に引き締まった好ゲームとなり、一つひとつのプレーに、スタンドからは大声援が送られていました。
 夏の大会の前哨戦として、また、伊勢市の「早慶戦」としてすっかり定着してきた感がありますが、来年度は50回と、大きな節目の大会となります。この大会が始められた経緯や、この間の取組を振り返りながら、何か新しい企画を考えていければと思っています。

2010年4月8日木曜日

入学式式辞

 本年度の入学式の式辞の骨子は次のようなものです。

 新入生のみなさん、入学おめでとう。本校は、明治32年、三重県第四中学校として創立以来111年を迎える県内でも屈指の伝統校であり、創立の崇高な理念は、「プラチナの陽はふりそそぎ・・・」で知られる校歌にうたわれています。とりわけ、この数年は、高校入学者選抜における前期選抜の導入や、新しい制服の制定など、伝統校の復活を目指して様々な学校改革に取り組んでいます。
 本校は、全ての生徒の進路希望の実現を目標に、生徒と教職員が一丸となって、活気あふれる学校づくりに取り組んでいます。入学にあたり、特に望むことを3つ話します。
 一つめは、自分の夢や希望を育み、将来への目標を持ち、その実現に向け、学習活動や部活動、学校行事に意欲的に取り組んでください。そのためには、何のために学ぶのか、目的意識を明確に持つことが何より重要です。
 二つめは、学校全体として、わかる授業の実現を目指しています。自ら学ぶ姿勢を持ち続け、毎日の授業を大切に、家庭学習にも力を入れてください。毎日の学習の積み重ねが3年後の栄冠に繋がることを信じて、焦ることなく決して諦めずに一歩ずつ着実に進んでください。
 三つ目は、人はそれぞれいろいろな思いや考えを持っています。お互いを思いやる気持ちを持ちながら、生徒同士、生徒と教職員、双方が好ましい人間関係をつくっていってください。
 なお、保護者の皆様方に特にお願いしたいことがあります。高校時代は自立性や社会性を身につける大事な時期です。多感な、感受性豊かな子どもたちは、悩んだり苦しんだりすることもあろうかと思います。時にはじっと見守りながら、子どもたちの成長を長い目で見て支えてやってください。私たちは、生徒の自立を促す視点に立って、生徒の学びを全力で支援してまいりますので、ご協力いただきますようお願いします。
 新入生のみなさん。本日から山高生としての生活が始まります。高校生の時にしかできないこと、また、自分にしかできないことがたくさんあるはずです。自ら学び、考え、行動する姿勢を大事にしながら、いろいろなことにチャレンジしてください。みなさんの高校生活が、充実感あふれるものとなることを期待して、式辞とします。